いまだ少年のままの君へ

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    少年よ

     

    困難なときほど 人はだれかに助けを求めたいもの
    助けてほしい なんとかしてほしい
    一度や二度ではない できれば毎日かばってほしい・・・

    そんな苦労が過ぎ 窮地を脱し ほんの少しずつでも先が見え
    自分を安定させられるときが来たとき
    人はその現状を素直に受け入れ 自分の道を歩む
    やっと苦は脱したのだ・・・と

     

    少年よ

     

    君には果たすべきことがある
    それは
    いま目の前につくられた希望の道を歩み
    自分の可能性を発揮し 自らを確立すること
     

    もう一つは
    苦しくつらいあのときに
    君をできる限り支えようと
    いつでも手を差し伸べてくれた家族や仲間たちへ
    今度は笑顔で ありがとうと伝えることだ

     

    その感謝の言葉を一つ伝えるだけで
    相手は君の全てを理解し
    また共に肩を組んで歩み続け
    そして君は 少年から大人へと生まれ変わることができるだろう

     

    少年よ

     

    感謝とは 誰からも強制されるものではない
    人間が 最も純粋に心からの幸せを表現することが感謝なのだ
    君は 大人という仮面をかぶった少年であるということに
    いつになったら気がつくのだろうか

     

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    おめめパッチリの雲龍さん

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      空に浮かんでいる雲を見ていると、早ければ数十秒〜数分で形が変わってしまうので、その一瞬を目撃した時こそが、きっと出会いの時なのだろうなぁと、ふと思う時があります。

       

      空を見上げる時が多い私は、特に自宅上空付近または庭から見える範囲での空をよく見るのですが、その時に以外にも「何らかの形として認識できるもの(またはそれに相当する具象的成形のもの)」の雲が、浮かんでいる場合がよくあるのです。

       

      ということで、今回ご紹介する写真は、おめめパッチリのカワイイ雲龍さんですテゴシマーク

       

      ・・・え?龍と言うよりは、鹿?または犬?

       

      まあ、その辺の繊細な部分は、ご覧の方々のご想像にお任せいたしますてへ

       

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      【印象的な夢3】巨大な西郷隆盛のお墓

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        今から7年ほど前に見た印象的なこの夢は、私の目の前に突如としてとてつもないほどの大きなお墓が現れた場面から始まった。

         

        これは説明が大変難しい部分になってしまうが、このお墓を見た時点で、あの有名な「西郷隆盛」のお墓であるということがなぜか直感的に理解できていた。

         

        その大きさは、目測ではあるがおよそ東京タワーと同じぐらい(感覚的にもそのぐらいの大きさ)のものであり、墓の周囲には、数千人はいるであろうというほどの多くの民衆が集まっていた。

         

        そして墓の後ろには、墓と同じぐらいの巨大な木が立っており、よく見るとその巨木の幹の部分はきれいにくり抜かれていて、樹皮の部分だけとなっていた。

         

        くりぬかれた幹の中には、これまた墓と同じ大きさほどの巨大な不動明王が樹皮に覆われているかのように鎮座しており、まるでその墓を守っているようにも見えた。

         

        民衆に混ざりながらそれを見た私は「すごい大きさだな!」と心で驚嘆しつつ、その墓をもっと間近で見てみたいと思ったとたん、いきなりその墓の方向に向かって飛んで(今思うと、何かの力でそこまで引っ張られたという感じもあった)、墓のてっぺんにストンと腰を下ろした。

         

        するとそこには、一人の男着物姿で、歳にしておよそ40代後半ぐらいの体格のいい人物が、私の目線と同じ高さの空中に突然現れた。

         

        その姿を見た瞬間、私は「西郷隆盛だ!」と心の中で思うと、その男性は笑みを浮かべながらうなずいたのだった。

         

        私が墓の上に腰を下ろしたことに気がついた民衆たちは、「なぜそんな所に座っているんだ」とも言わんばかりに(当然といえば当然だが)、私に向かってヤジを飛ばしたり石を投げたりしたが、目の前にいる西郷隆盛のような人物からは墓のてっぺんに腰を下ろすことを許されたようなやさしい感覚が伝わってきたため、そこへ座ったまましばらく周りを見渡していた。

         

         

        【補足】

        東京タワーほどのとてつもない巨大なお墓が目の前に現れたと思ったら、その上に腰を下ろし、そして「西郷隆盛」本人と思わせる人物が登場して私をやさしく見守ってくれたという、予想をしてもその予想をはるかに超えるほどの奇抜な内容の夢を見ましたびっくり

         

        突如として目の前に現れた巨大なお墓。それを間近で見てみたいと思うと、目に見えない不思議な力によって急にお墓のてっぺんまで移動し、失礼ではありつつもそこに腰を下ろしました。

         

        それを見ていた民衆からヤジられたと思ったら、西郷どんからは「気にしなくていい」というようなやさしい波動が伝わってきたのでした。

         

        改めてこのようなことを申し上げるまでもありませんが、幕末から明治にかけての英傑である西郷どん本人を、私が直接拝見したことなどもちろんあろうはずもありません。

         

        しかし、そこは「夢」という自由な世界観がなせる業でありましょう、私が「西郷隆盛だ!」と、名前を呼び捨ててまで心の中で叫んだときに、その男性は否定するどころか笑みを浮かべてうなずいてくれたのです。

         

        いま、この補足を書いていて思うことは、「おもしろい、夢ってホントにおもしろい」ということですにた

         

        夢の中に現れた西郷どんって、なんてやさしい方なのだろうという印象もさることながら、生前の西郷どんもきっと寛容で愛のある方だったのだろうという思いが駆け巡ります。

         

        ここでもう一つ気になることがありますが、巨大なお墓の後ろに鎮座していた、これまた巨大でお墓と同等規模の「不動明王」です。

         

        これは想像的な仮説の一つとなりますが、お不動様がお墓を守っていたということを考えると、もしかしたら西郷どんは生前にお不動様となんらかのつながりがあったのではないだろうか、いや、きっとあったのだろうと考えるのが妥当のような気がします。

         

        そこで、西郷隆盛と不動明王というキーワードをネットで検索してみると、意外なことにいくつかヒットする項目が出てきましたので記載いたします。

         

        【西郷どんとお不動様とのつながり 

        まず一つ目に、鹿児島市の南林寺町にある「南洲寺」です。

         

        もともとはこの地に「南林寺」という古社がありましたが、明治の廃仏毀釈により廃寺となったあと、明治9年に京都相国寺の鹿児島別院がこの地に建立されました。

         

        その後、明治40年当時にはすでに亡くなっていた西郷どん(南洲翁とも言います)に勧請開基となっていただき、その名をとって南洲寺と改名したそうです。

         

        このような経緯からも、このお寺は西郷どんの菩提寺でもあるとされ、さらに境内には平安時代の作で鹿児島県指定文化財でもある猊堝位晴αを祀った不動堂もあります。まずここで、西郷どんゆかりの地とお不動様とのつながりがありました。

         

        【西郷どんとお不動様とのつながり◆

        次に、東京目黒にある瀧泉寺です。通称「目黒のお不動様」と呼ばれているところで、808年に円仁が開基したとの寺伝があります。

         

        主君である島津斉彬が病気を患った際に、西郷どんは病気平癒の祈願のためにこの猝楾のお不動様に日参したと言われています。ここでも西郷どんとお不動様のつながりを見つけました。

         

        調べてみて初めてここまでわかりましたが、意外にもつながりがあったんですね。もしかしたら、この他にもまだつながりがあるのかもしれませんね。

         

        幕末から明治にかけての動乱の時代を生き抜いた西郷どん。

         

        私が夢で見たように、西郷どんの後ろには本当にお不動様が守護神としてついていて、ずっと彼のことを見守り続けてくださっていたのかもしれませんありがとう

         


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        【不思議体験記11】星空の中の飛行物体

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          夜空に浮かぶ満天の星空をながめるのが好きな私だが、その日もいつものように星空をながめていると、その中に移動する一点の光るものを見つけた。

           

          周囲の星とあまり変わらない丸い球体のような感じだったが、目を凝らして見ていると、それは直進したかと思うとピタっと止まり、そこから右に直角に曲がって進み出し、また止まったかと思うと今度は左に曲がって高速で進み出した。

           

          その直後にあっという間に消え去ってしまった。現代に存在する飛行物体では絶対にあり得ない移動の仕方だった。
           

           

          【補足】

          まさにUFOとおぼしきものを目撃した瞬間でした。

           

          私は普段から夜空を見上げるのが好きで、以前にこちらの記事でも書いたように、星空を見上げているだけで胸のあたりがジーンとしていました。

           

          その日も満点の夜空を見上げていたときに、しいて言うならば「動かないはずの星」であるはずなのに、なぜかその中の一つだけが動いているのです!

           

          私「…動いた、いま絶対動いた!」

           

          その軌跡を目で追うと、前記したようにまず飛行機では考えられない、他の飛行物体でも物理的には絶対にあり得ないという移動の仕方をするではありませんか。

           

          その間、わずか数秒というごく短時間ではありましたが、しっかりとその様子を目撃しました顔文字

           

          実際に、UFOであろうと思われる飛行物体を目撃したのはこの日が初めてで、気持ちが少し高ぶりました。

           

          次もまた現れてくれることを期待していますufo

           


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          久遠実成と忘却の輪廻の法理

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            釈尊の十大弟子の中でも一番弟子であり

            智慧第一とまで称された舎利弗という極めて秀逸な仏弟子でさえ

            久遠実成と忘却の輪廻の法理により

            過去世の永き廻りの命刻においては

            その身はすでに菩薩として悟っていたにもかかわらず

            その事実をすべて忘れ

            現世では菩薩の境地に到達するために

            日々悟行に精励していた

             

            ならばなおのこと

            我々が真の心の奥深きところに眠る

            こうこうと輝く宝珠のありかにたどりつくことなど

            そう簡単にはいかぬものであろう

             

            だがしかし

            そんな我々こそを救うために

            まさに久遠のごとき永劫に慈悲深い仏の心が

            いつもそばに在るのだろう

             

            たとえ

            おのおのの魂が

            法理のもとにおいて廻らされる運命を背負い

            そのすべてを忘れている自我ではあったとしても

            その悟りに至るための 犧恩鮫 の記憶は

            実はだれしもが心に宿しているということを忘れてはならない

             

            そして今こそ

            私たち一人一人が

            それを思い出すべきときでもあるのだ

             

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            〜 短編ストーリー 〜 古老の小ばなし

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              ※古老の小ばなし△呂海舛

               

               

              老人「三度目の出会いが初詣とは、これまた縁起がいいのぉ」

               

              前日から降っていた雪が、やわらかい冬の陽射しによってゆっくりと溶け出し、屋根からは雪解けのしずくがポタポタと落ちていた。

               

              実は雅紀は、元日にもこの神社の入り口前まで訪れたのだが、参道を埋め尽くすほど並んでいたあまりにも大勢の参拝者の列に圧倒され、その日は参拝をあきらめてそのまま帰宅の途についたのだった。そして二日後の今日、改めて出直してきたのである。

               

              雅紀「あ、おじいさん、明けましておめでとうございます。またお会いし
                 ましたね」

               

              老人「ほほ、おぬしも元気そうじゃの。いやのぉ、新年はいろいろとご祈
                 祷の依頼が立て込んでおっての、世話人のわしも忙しくてのぉ」

               

              雅紀「あ、そうですよね。あまり無理をなさらずに」

               

              老人「こう見えて体は丈夫なんじゃよ。いつも山歩きや旅行にも行ってお
                 るでの。ちょっと前は、出雲大社に行ってきたんじゃよ」

               

              雅紀「出雲大社ですか?へぇ〜、いいですね。ぼくはまだ行ったことがな
                 いんですよね」

               

              古老の言うとおり、年齢の割には丈夫な体つきをしており、声もハッキリしている。それに、愛犬の散歩で足腰もきっと強いのだろう。

               

              老人「なんじゃ、おぬしまだ出雲に足を運んだことがないのか。まあ、い
                 ずれ行く機会があるかもしれんな。もし行くときには、できれば神
                 在祭の期間がおすすめじゃ」

               

              雅紀「ああ、八百万の神様が集まるっていうあれですね」

               

              老人「そうじゃ。そういうときに出向いて、集いし神々にご挨拶をするの
                 もまたいいことじゃ。おぬしの顔を知ってもらうためにものぉ」

               

              雅紀「顔を?へぇ〜、おもしろいことを言いますね。そういう発想はした
                 ことがなかったですね」

               

              老人「まあしかし、常日頃からの信仰心が自らを高め、そして神をも高め
                 るのじゃ。一人一人の気高く澄んだ思いが、神を格とし成せるのじ

                 ゃからの」

               

              雅紀「・・・また難しい話ですね。おじいさんは歩く知恵袋ですね」

               

              いつもながらの古老の「小ばなし」を理解するため、言葉を追いかけながら頭で整理しようとしてみるのだが、気づいたときにはすでに遅し、古老の話はいつも二歩、三歩先を進んでいるような状態なので、話の半分も理解できていないほど、とても鈍足な雅紀だった。

               

              老人「ところで、もうおみくじは引いたかの?」

               

              雅紀「いえ、これからなんです。どうやらぼくの今年の運勢は、十数年ぶ
                 りにとてもいい運気みたいなので、きっと大吉がでますよ!」

               

              老人「ほほ〜、なかなか威勢がいいの。まあ、人にはそれぞれ浮き沈みが
                 あるからの。人生はそうなっておるもんじゃよ」

               

              雅紀「ええ、そうですね。去年はいろいろと大変なことがありましたから
                 ね。今年はいい年になればいいな、と」

               

              老人「まあ、ある意味でおぬしは「苦労の先取り」をしたかもしれんの」

               

              雅紀「苦労の先取りですか。またおもしろいことを言いますね。でも、な
                 んとなくぼくもそんな気がします(笑)」

               

              老人「ほほ。まあ、運勢がいいのはともかく、慌てずに事を進められよ」

               

              ニッコリと笑った古老はそう言い残すと、いつものように神社の裏手に続く細道をゆっくりと歩いて行った。

               

              その後、おみくじを引いた雅紀は、「末吉」の文字にがっくりと肩を落とし、書かれているご教示をよく読んでみると、「あまりに一足とびにとんで事をしようとするとあやまります」とあった。

               

              これまでのことを全て見抜かれていることにようやく気がついた雅紀は、古老の後を追いかけたが、その姿はもうどこにも見当たらなかった。

               

               

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              イケメン風のオオカミのような雲を見つけまして。

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                その日はとても天気がいいので、庭に出てふと空を見上げると、

                 

                「あれ、なんかあの雲、ちょっと顔がカッコイイんじゃない?」

                 

                と感じさせる「イケメン風の雲」がありまして、さらにそこには大きな翼を広げたような雲も広がっていました。

                 

                それがこの写真です↓

                DSCF1215-1.jpg

                 

                 

                顔の部分のアップ画像がこちらです↓

                DSCF1215-11.jpg

                 

                人間の顔ではありませんが、どことなくオオカミのようにも見えるかな kyu

                 


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                誇れる姿があればこそ

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                  人生苦

                   

                  語る苦労は山ほどあれど 

                   

                  我が身が語れば自慢話

                   

                  誇れる姿があればこそ 

                   

                  語るは我が身の口でなく 

                   

                  近しい縁者の口伝え

                   

                  口で語らず心で語る

                   

                  それがほんとの

                   

                  人生句

                   

                   

                  これまでの人生の中で

                  数多くある自分の苦労話は

                  すでに犲分の心の中瓩

                  幾度となく語っているものなのである

                   

                  ならばもはや

                  自分の口で語る必要はないだろう

                   

                  なぜならば

                  その時に苦労を共にしてきた理解ある同志たちが

                  そして縁あってその姿をいつもそばで見ていた人たちが

                  あなたよりもとても上手に印象深く

                  周りの人たちへ語り継いでくれるからだ

                   

                  ただしそれは

                  あなたが気がつかないところで語られるがゆえの

                  努力に対する信頼と尊敬の念がこめられた

                  隠れた美徳の行為のひとつなのだ

                   

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                  【不思議体験記10】座敷わらし!?金縛り状態で現れた子供の霊

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                    ある日の早朝、寝ているといきなり金縛りになった。

                     

                    よく見ると、なんと胸の上には5歳ぐらいの男の子が正座をして、私の顔をのぞきこんでいるではないか。

                     

                    私は普段からコンタクトや眼鏡をかけており、寝ている時は当然これをはずして寝ているため、顔の輪郭などがはっきりと見えたわけではなかったが、この子供は頭にちょんまげを結っているようであり、着物を着ているようにも見えた。

                     

                    しばらくは、じーっと私の顔をのぞきこんでいたが、あまりの重苦しさに耐えられなかったので、体は硬直状態だったが力まかせに腕を無理やり動かし、その霊に触ろうとした時に金縛りが解かれ、それと同時にその霊も消え去った。

                     

                     

                    【補足】

                    皆さんの中には、自分の胸の上に5歳ぐらいの子供を乗せたことがありますか?

                     

                    あるという方はおわかりだと思いますが、いかにまだ5歳ぐらいの子供とはいえ、だっこするのも重くなってくる年齢であり、ましてや胸の上に乗せるとなると、それはそれはもう、ものすごーく重いですよね(笑)。
                     

                    5歳児の体重はおよそ20kg弱ぐらいですので、その重さの子供が、かつ「霊」という人間ではない存在が、全くの無防備で寝ている私の胸の上に急に乗っかってくるという、私自身としてはこれまでに金縛りを数回経験したことがありますが、その中でも例のない初めてのケースとなる出来事でした。

                     

                    (※ただ、今回私の胸の上に乗ってきた子供の霊が、5歳児の体重と同様の重さだったのかどうかを正確に調べる術はありませんが、あの時の状況を思い起こし、体感的にどのぐらいだったのかをイメージしてみると、「5歳児の体重よりも少し軽い程度と思える」というものであったことを付記しておきます)

                     

                    私は寝ていながらも「ォホッ!」と咳をして目が覚めました。一体何事かと思いきや、よく見るとちょんまげを結った着物姿の子供が、胸の上にいたのです。

                     

                    すでにこの時点で私の体は金縛り状態になっており、胸の上にいる子供は、現実の世界にはいない(私の家にも子供はおりません)、いわゆる「霊」とされる存在であるということを認識しました。

                     

                    この時に感じたことは、この子供の霊には全然悪気が無く、猴靴售恭亅的な感じでヒョイっと私の胸に飛び乗った(または、ある空間から私の部屋にスーッと移動してきて、「おや、だれか寝てるぞ、どれどれ、ちょっと乗ってみようかな〜」みたいな感じの軽いノリ(ノリと乗りをかけたわけではありません(笑))と言ってもいいようなものであり、物珍しい様子で私の顔をじーっとのぞきこんでいました。そして、お互い無言のまま見つめ合っていました・・・

                     

                    それから次に感じたことは、「うわ、この子供、重い」ということでした。

                     

                    相手は子供ではありますが、しかしながら人間ではない、霊という非物質的な存在にもかかわらず、本物の子供のように、重さ(体重)を感じたのです。

                     

                    子供の霊は、正座をしたまま前かがみになり、私に顔を近づけてじーっとのぞきこんでいました。その重さに耐えきれなかった私は、呼吸をするのも苦しくなったため、金縛り状態で動かない腕を無理やり力任せに動かし、子供の腕あたりを触ろうとしたところで突然金縛りが解け、同時に子供の霊も消えたのです。

                     

                    私「ぉぉおー、(ハアハア)、なんだ今の、子供⁉(ハアハア)・・・えぇ⁉」


                    みたいな感じで、途中で息を切らせながら、今起こった出来事に呆然としながら部屋の天井を見つめていました。それからしばらくの間は、布団の中で今の出来事を振り返っていました。

                     

                    頭にちょんまげを結った着物姿の子供の霊・・・。まるで江戸時代に出てくる子供のようだともいえる姿であり、はたまた子供の霊として有名である「座敷わらし」さえも思い起こさせる姿でした。

                     

                    そういえば、うちのご先祖様には子供の時に亡くなった子(男の子です)がいると聞いておりまして、毎年春の彼岸、お盆、そして秋の彼岸にはお墓参りをしています。

                     

                    今回現れた子供の霊も男の子であったため、もしかしたらその亡くなった子だったのではないかとも思いましたが、とはいえこの子についてあまり詳しく話を聞いたことが無く、私とこの子供の霊との間には果たしてどのようなつながりがあるのかは不明のままではありますが、いまだに思い出に残る不思議な体験の一つでした。

                     


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                    〜 短編ストーリー 〜 古老の小ばなし

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                      ※古老の小ばなし,呂海舛

                       

                       

                      老人「ほほ、お若いの、また会ったのぉ」

                       

                      セミの鳴き声がこだまする快晴の夏、心も体もだいぶ元気を取り戻してきた雅紀は再び神社を訪れていた。こんなにも暑苦しいほどの日に、家にこもっていては逆に病気になりそうだったので、気分転換もかねて出かけたのだ。

                       

                      雅紀「あ、おじいさん、お久しぶりです…あれ、今日は犬はいないんですね」

                       

                      老人「ほほ、あいつは今日は留守番じゃよ(笑)」

                       

                      深い顔のシワがより一層目立つほどニッコリと笑う、いつもと変わらぬやさしい古老の姿がそこにあった。

                       

                      老人「ところでおぬし、いつもブツブツと何か独り言のようなものを神様
                         にお願いしとるようじゃが、どんな願い事を言っておるんじゃ?」

                       

                      雅紀「あ、いえ、特にお願い事はしていなくて、今日もここへ来させてい
                         ただいてありがとうございますと、お礼を言ってるんです。しかし
                         おじいさん、ぼくのことよく見てますね」

                       

                      古老の観察眼にも驚いたが、そう言えば自分は、いつもお礼参りのように感謝を口にしているときが多いな、ということにも気がついた。

                       

                      老人「まあ、お礼もよいが、何か願い事を言うのも別に悪いわけではない
                         んじゃぞ」

                       

                      雅紀「ええ、これと言って特に願い事があまりないので・・・」

                       

                      老人「何とも欲が無いやつじゃのぉ。人の願いを聞いて、その願いを叶え
                         ることも、神としての大事なお役目の一つなんじゃよ」

                       

                      雅紀「へぇ〜、そうなんですね。じゃあ今度は何かお願い事をするように
                         しますね」

                       

                      雅紀がそう言うと、古老は長年務めている世話人の仕事で得た豊富な知識をもとに、まるで孫にでも教えるかのように「小ばなし」をはじめた。

                       

                      老人「神にも得意不得意があっての、願い事を言えば必ず叶うというわけ
                         ではないんじゃ。商売繁盛の神さんに、恋愛成就の願掛けをしても、
                         全く無理とは言わんが、お取り計らいは難しい場合があるかもの」

                       

                      雅紀「なるほど。例えば国語の先生の所へ数学の勉強を教わりに行っても、
                         全くわからないわけではないけども、やっぱり専門にしている先生
                         の所へ行った方がわかりやすいっていう感じですかね」

                       

                      老人「・・・何とも現代的な例えじゃのぉ。まあ、そうとも言えるかもし
                         れんな。まずは、自分の心にその神さんを思い浮かべて念じてみる
                         ことじゃ。すると、お神さんの方からおぬしに寄り添ってくれるん
                         じゃぞい」

                       

                      雅紀「神様の方から・・・ですか?」

                       

                      老人「そうじゃ。人の目には見えんが、しっかりと側についておられるぞ。
                         それに、お神さんは「かんせい」じゃないからの。いわゆる全知全

                         能という神さんと、神社にいる神さんとは同類性否じゃからの」

                       

                      古老の話の内容には首をかしげるばかりだったが、雅紀が話を聞き返す隙すら与えない流暢な話に、あたかも全部が理解できたかのような気分にさせられてしまった。

                       

                      老人「まあ、お前さんの心持ちがどんなものか、鳥居をくぐったときには
                         すでに神さんはわかっておるがのぉ(笑)」

                       

                      長年にわたり、世話人の仕事を務められている古老ならではの、神様という人間を超越した存在の解釈の仕方であり、それと同時に畏敬の念も込められた独特の表現方法なのだろうと雅紀はそう理解した。

                       

                      老人「お、そうそう、お供えものは、酒がいいのぉ」

                       

                      ペロリと舌鼓を打つしぐさを見せた古老は、どことなくうれしそうな、それでいて何かを楽しみに待っている子供のような無邪気な表情を見せながら、神社の裏手に続く細道へと歩いて行った。

                       

                      そんな、これから三度目の出会いが実はもう間近に訪れようとは知るはずもない、とある真夏の日の出来事だった。

                       

                      《次回に続く》

                       

                      酒と升01.jpg

                       


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